こんにちは。すずのやまです。
第59回の作業療法士の試験が2024年(令和6年)2月18日(日)・2月19日(月)に実施されますね!※2月19日は重度視力障害者の方で試験の一部を変更される方が対象です。
試験に向けて最後の追い込みをしている人もいれば、自信に満ち溢れている人もいたり、現実逃避している人もいると思います。
今回の記事では、作業療法士の試験直前にやっておいた方がいい3つのことを書きたいと思います。
・作業療法士の試験を受ける人
・作業療法士を目指している人
目次
作業療法士の国家試験とは?
作業療法士の国家試験とは、作業療法士の養成校を卒業(見込みを含む)された方が受ける試験です。試験に合格し、免許の申請をすることで作業療法士になることができます。
過去の試験の合格率と合格者数
第58回の試験の合格率と合格者数
第58回の合格率は83.8%、合格者数4,793名でした。
そして合格基準は、一般問題を1問1点(159点満点)、実地問題を1問3点(120点満点)とし、次の全てを満たした者を合格としていました。
<第58回 作業療法士国家試験合格基準>
(1)総得点 168点以上/279点
(2)実地問題 43点以上/120点
第57回の試験の合格率と合格者数
第57回の合格率は80.5%、合格者数4,608名でした。
そして合格基準は、一般問題を1問1点(158点満点)、実地問題を1問3点(117点満点)とし、次の全てを満たした者を合格としていました。
<第57回 作業療法士国家試験合格基準>
(1)総得点 165点以上/275点
(2)実地問題 41点以上/117点
作業療法士の試験直前にやっておいた方がいいこと
作業療法士の試験直前やっておいた方がいいことを3つ紹介します。
・ホテルの予約
・過去問を解く
・体調管理をする
ホテルの予約
ホテルの予約ってどういうこと?と思われた方もいるかもしれません。
試験当日は、緊張から普段はしないようなミスをする可能性があります。
電車を乗り間違えてしまうかもしれません。
公共交通機関が停まってしまうこともあります。
試験時間までに試験会場についていないと試験を受けられなくなってしまうこともあります。
また、令和6年2月18日に行われる試験会場は北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県です。
住んでいる場所によっては、試験開始に間に合う公共交通機関のダイヤがない可能性があります。試験会場から離れるほど遅延や停まってしまう、道を間違えてしまうなどのリスクが高まります。
さらに、試験会場近くのホテルを予約することで、試験前日の眠る時間を確保できます。
寝不足は本来の力を発揮できなくなります。
寝不足で試験に落ちたとしたら一生後悔をするでしょう。
過去問を解く
作業療法士の試験は、満点をとる必要はないです。また、上から何人が合格というような試験でもありません。
合格基準を満たしていれば合格できます。
試験の問題ですが、過去に出題されたような問題が出題されます。その問題は、サービス問題です。作業療法士の試験に合格するためには、サービス問題は落とさず取りたいです。サービス問題を取るためにも、過去問を繰り返し解いておきましょう。
余談ですが、過去に出題されたことがなく、聞いたこともないような問題で、他の受験者も分からず正答率が低すぎる、そもそも問題が間違えていたり、答えがなかったりする問題は不適切問題になることもあります。
そのような問題は、テキトーに答えて当たるかもしれないですし、不適切問題になったらラッキーくらいのつもりで受験しましょう。
体調管理をする
万全の体調で受験できるよう体調管理に気を付けましょう。
「試験当日に発熱し受験できませんでした」だと悲しすぎます。
また、夜遅くまで勉強している人は、早寝早起きができるよう生活リズムを整えましょう。
睡眠時間が足りないとパフォーマンスが下がります。また、夜型の勉強を続けていると、夜に力は発揮できるかもしれませんが、試験が行われる時間には力を発揮できないかもしれません。試験1週間前は、なるべく試験当日と同じ時間に勉強をする習慣にしていきましょう。
まとめ
今回の記事では、作業療法士の国家試験直前!試験までにやっておいた方がいい3つのことをテーマに記事を書きました。試験に合否によって、ほとんどの人が少なくともその後1年の人生に大きな影響を与えます。会場に到着できなかった…。というような実力に関係のないところで悔いが残らないようしっかりと準備をしておくことをおすすめします。