妻と娘2人がロングヘアのわが家では、毎日のドライヤーに意外と時間がかかります。
特にお風呂上がりは3人分の長い髪を乾かすことになるため、「少しでも早く乾かせる、風量の強いドライヤーがほしい」と考えていました。
そこで選んだのが、Dyson Supersonic™ヘアドライヤー ニッケル/コッパー(HD08 BNBC)です。
ダイソンといえば掃除機のイメージが強く、わが家でもダイソンの掃除機を使っています。ドライヤーについても以前から名前は知っていたので、「ダイソンなら風が強そう」という期待と、ブランドとしてのネームバリューも購入を後押ししました。
実際に使ってみると、期待していた風量の強さには満足しています。
一方で、コンパクトな見た目から想像するより重量感があったり、コードがねじれやすかったりと、使って初めて気づいた点もありました。
この記事では、Dyson Supersonic HD08 BNBCの特徴やスペックとあわせて、家族で実際に使って感じたメリット・デメリットを詳しく紹介します。
Dyson Supersonic HD08 BNBCとは?
今回紹介するのは、Dyson Supersonic™ヘアドライヤー ニッケル/コッパー(HD08 BNBC)です。
ダイソンのSupersonicシリーズのなかでも、付属ツールを「なめらかツール」1個に絞ったシンプルなモデルです。
公式サイトによる主なスペックは次のとおりです。
| 項目 | HD08 BNBC |
|---|---|
| 本体質量 | 675g |
| 高さ | 245mm |
| 幅 | 78mm |
| 奥行き | 97mm |
| コードの長さ | 2m |
| 最大消費電力 | 1,200W |
| 電圧 | 100V |
| 風量 | 2.4㎥/分 |
| 風速調整 | 3段階 |
| 風温調整 | 4段階 |
| 付属ツール | なめらかツール |
サイズを見ると比較的コンパクトですが、本体質量は675gあります。
この「見た目はコンパクトだけれど、持つと意外と重さを感じる」という点は、実際に使ってみても印象に残りました。
同じHD08でも仕様が違うので注意
ダイソンのドライヤーを探すときに注意したいのが、「HD08」と書かれていてもすべて同じ商品ではないことです。
カラーや販売時期、セット内容などによって、付属するアタッチメントや重量、コード長などが異なるHD08があります。
この記事で紹介しているのは、あくまでHD08 BNBC ニッケル/コッパー、675g・コード2m・なめらかツール1個のモデルです。
ネットショップなどで探す場合は、「HD08」という名称だけで判断せず、型番と付属品まで確認したほうがよいでしょう。
Dyson Supersonic HD08 BNBCの5つの特徴
1.2.4㎥/分のパワフルな風量
私がこのドライヤーを選ぶうえで最も重視したのが風量でした。
ダイソン公式によると、HD08 BNBCの風量は2.4㎥/分。パワフルな風と風圧をコントロールすることで、髪を速く乾かす設計になっています。
実際に使ってみても、ここは期待どおりでした。
スイッチを入れるとしっかりとした勢いのある風が出て、「確かに風が強い」と感じます。
妻と娘2人はロングヘアなので、わが家ではドライヤーの風量がかなり重要です。特に毛量が多かったり髪が長かったりすると、弱い風ではなかなか根元まで乾きません。
HD08は風に勢いがあるため、長い髪を乾かす用途との相性はいいと感じています。
2.過度な熱だけに頼らず髪を乾かす設計
風量とともに特徴となっているのが、温度です。
ダイソンは、コントロールされた風によって髪表面の水分をすばやく取り去り、過度な熱による髪の乾かしすぎを防ぐ設計と説明しています。
ドライヤーというと「高温で一気に乾かす」というイメージもありますが、HD08は強い風を利用して乾かしていく感覚があります。
ロングヘアの場合はドライヤーを当てている時間も長くなりやすいため、速乾性だけでなく熱への配慮がされているのはうれしいポイントです。
3.マイナスイオンを放出
HD08にはAir Multiplier™テクノロジーが採用されていて、高圧・高速の風によってマイナスイオンを髪に届ける設計です。
公式では、髪の乾かしすぎを防ぎ、髪本来のツヤやなめらかさを守ることも特徴として紹介されています。
4.風速3段階・風温4段階で調整できる
風速は「強風・中風・弱風」の3段階。
風温は「高温・中温・低温・冷風」の4段階から選べます。
最初は強めの風で根元を乾かし、ある程度乾いたら風量や温度を落として毛先を整える、といった使い分けができます。
風量が強いドライヤーだからこそ、常に最大出力で使うのではなく、髪の状態に合わせて調整できるのは便利です。
5.押している間だけ冷風にできるコールドショット
個人的に、使っているうちに便利だと感じるようになったのがコールドショットです。
ボタンを押している間、温風から冷風へ切り替えられます。
購入直後は「押し続けるのはどうなんだろう」と思いましたが、慣れるとこれが意外と使いやすいです。
温風で乾かしている途中に、そのまま指でボタンを押して冷風へ。ボタンから指を離せば再び通常の状態に戻せるため、仕上げのときにいちいち設定を切り替える必要がありません。
特に最後だけ冷風を当てたいときには使いやすいと感じています。
実際に使って感じたDyson Supersonic HD08のメリット
ロングヘアでもしっかり風が届く
購入して最も満足しているのは、やはり風量です。
もともと妻と娘2人のロングヘアを少しでも早く乾かしたくて選んだため、「風が弱かった」という結果になれば購入した意味がありません。
その点、HD08の風量には満足しています。
単に熱い風を当てるというより、勢いのある風で水分を飛ばしていく印象があります。
公式でも2.4㎥/分の風量を特徴としており、速乾性はこのモデルの中心的な特徴といってよいでしょう。
家族で使うドライヤーとして風量を重視するなら魅力的
1人だけが短時間使うのであれば、ドライヤー選びで数分の違いはそれほど気にならないかもしれません。
しかし、わが家のようにロングヘアの家族が何人もいると話は変わってきます。
毎日何人分も髪を乾かすため、ドライヤーの時間は積み重なるとかなりのものになります。
そのため、わが家では多機能さ以上に「まず風量が強いこと」を優先しました。
そうした目的で選ぶなら、HD08のパワフルな風は大きなメリットです。
操作が比較的シンプル
今回のHD08 BNBCは、アタッチメントもなめらかツール1個というシンプルな構成です。
風速と温度を調整して使うという基本的な操作が中心なので、複雑な機能を覚えなくても使えます。
家族で共有するドライヤーの場合、誰でもすぐ使えることも意外と重要です。
高機能すぎて「この設定は何だろう」と迷うより、毎日使うものだからこそシンプルなのはメリットだと感じます。
Dyson Supersonic HD08の口コミ・評判は?
ダイソン公式の商品ページでは、HD08 BNBCは2026年9月確認時点で56件の評価があり、5点満点中4.4となっています。
公式レビューでも、特に風量や速乾性を評価する声が確認できます。
わが家で使ってみた感想も、風量については同じです。
一方で、ドライヤーは毎日手に持って使う製品なので、スペック表だけでは分からない部分もあります。
ここからは実際に使って感じたポイントをもう少し詳しく紹介します。
風量は満足
これは購入前の期待どおりです。
「ロングヘアを少しでも早く乾かしたい」という目的で選びましたが、風の勢いについて不満はありません。
風量重視で探している人なら、まず注目したい部分だと思います。
コンパクトなのに意外と重い
一方で気になったのが重さです。
写真や本体だけを見ると、それほど大きくありません。245×78×97mmと比較的コンパクトにまとまっています。
ところが実際に持つと、見た目から想像していたより重量感があります。
公式スペックでは675gなので、軽量ドライヤーを期待して購入すると「思ったより重い」と感じる人もいるでしょう。
実は、わが家では掃除機もダイソンを使っています。
掃除機についても性能には満足しつつ、「少し重いな」と感じることがありました。
ドライヤーを初めて持ったときも、それと似た印象を受けました。
「ダイソンらしいパワフルさはあるけれど、軽さを最優先した製品ではない」というのが個人的な感想です。
音はいうほど気にならなかった
風量の強いドライヤーとなると気になるのが音です。
購入前には「ダイソンは音が大きいのでは?」とも考えていました。
実際に使ってみると、もちろん無音ではありませんし、しっかりドライヤーの作動音はします。
ただ、個人的にはいうほど気になりませんでした。
風量の強さから想像していたほど「音がうるさくて使いにくい」という印象はなく、わが家では音が大きなデメリットになることはありませんでした。
音の感じ方には個人差がありますが、少なくとも私は風量とのバランスを考えれば許容範囲です。
コードがねじれやすいのは気になる
使っていて地味に気になるのがコードのねじれです。
HD08 BNBCのコード長は2mあり、洗面所などで使うには十分な長さがあります。
長さ自体に不満はありません。
ただ、わが家で使っているとコードが徐々にねじれてくることがあります。
本体を持って向きを変えながら髪を乾かすためだと思いますが、使ったあとにコードを整えなければならないことがあります。
大きな欠点というほどではないものの、毎日使ううえでは少し気になるポイントです。
購入前に知っておきたいデメリット
HD08を実際に使って感じたデメリットをまとめると、最も大きいのは重量感です。
675gという数字だけを見るより、長い髪を乾かすために数分間持ち続けてみると重さを感じやすくなります。
特に腕が疲れやすい人や、ドライヤーの軽さを最優先したい人は一度実物を持って確認できると安心です。
また、今回のHD08 BNBCには、付属ツールが「なめらかツール」1個しかありません。
「いろいろなアタッチメントでスタイリングしたい」という人には、物足りなく感じる可能性があります。
逆に、わが家のように主な目的が「髪を早く乾かすこと」であれば、付属品が少ないことはそれほど問題になりません。
そして先ほど触れたように、コードがねじれやすいと感じることがあります。
製品の致命的な欠点ではありませんが、「風量は強い・本体はやや重い・コードはときどき整える必要がある」というのが実際に使ったうえでの率直な印象です。
新型HD16・HD17とHD08の違いは?
現在のダイソンには、HD08より新しいSupersonicシリーズもあります。
代表的なのがDyson Supersonic Nural™ Shine(HD16)です。
HD16にはNural™センサーが搭載され、髪との距離を測りながら頭皮に近づくにつれて温度を自動調整する「スカルプモード」が用意されています。公式スペックは本体質量712g、コード1.9m、最大消費電力1,200Wです。
一方のHD08には、こうした自動温度調整機能はありません。
そのぶん、風量と温度を自分で調整して使うシンプルなモデルと考えると分かりやすいでしょう。
また、現在は特徴的なr型ボディを採用したDyson Supersonic r™(HD17)もあります。HD17はスタイリング時の取り回しを重視したシリーズで、HD08とは製品の方向性が異なります。
最新機能やスタイリング性能を重視するなら新しいモデルを比較する価値がありますが、「とにかくしっかりした風量で髪を乾かしたい」「複雑な機能はいらない」というのであれば、HD08のシンプルさにもメリットがあります。
他社のドライヤーと比べるなら何を重視する?
ドライヤー選びでは、単純にスペックだけを比べても、自分に合う製品かどうかは判断しにくいものです。
特に比較したいのは、速乾性、重量、ヘアケア機能、操作性、付属品です。
HD08について、わが家で使った印象をこの5点で表すなら、「速乾性は満足、重量はやや気になる、操作はシンプル」という評価になります。
軽さを最優先するなら別の製品も比較したほうがよいでしょう。
一方、わが家のようにロングヘアの家族が複数いて「まず乾かす時間をなんとかしたい」という場合は、風量を優先して選ぶ価値があります。
Dyson Supersonic HD08がおすすめな人
実際に使ってみて、HD08 BNBCと相性がよいと感じるのは、ロングヘアや毛量が多くドライヤーの時間を少しでも短くしたい人です。
また、家族でドライヤーを共有していて使用頻度が高い家庭にも向いていると思います。
複雑な機能や大量のアタッチメントよりも、風量の強さとシンプルな使い勝手を重視する人にも適しています。
反対に、ドライヤーはとにかく軽いものがいいという人や、多彩なアタッチメントを使って本格的にスタイリングしたい人は、ほかのモデルと比較してから選んだほうがよいでしょう。
HD08 BNBCはどこで買える?
注意したいのが現在の販売状況です。
ダイソン公式サイトでは、HD08 BNBC ニッケル/コッパーは現在販売停止・オンラインストアで取り扱いなしと表示されています。2026年9月時点の情報です。
そのため、購入する場合は家電量販店やECサイトなどで在庫を探すことになる可能性があります。
その際は「HD08」という商品名だけでなく、「HD08 BNBC」かどうか、付属品は何か、国内向け100V仕様かを確認することをおすすめします。
特にHD08には複数の仕様が存在するため、商品画像だけで判断しないほうが安心です。
Dyson Supersonic HD08の使い方
わが家では、最初は強い風で根元を中心に乾かし、ある程度水分がなくなってから毛先を乾かす使い方をしています。
ダイソン公式のスタイリング例でも、まず強い設定で根元を乾かし、その後、風速・風温を下げて毛先を乾かしながら整える方法が紹介されています。
HD08は風量が強いため、最初から最後まで最大設定にする必要はありません。
特に髪がある程度乾いてからは、風量や温度を下げたほうが扱いやすいと感じます。
そして最後に便利なのがコールドショット。
ボタンを押している間だけ冷風へ切り替えられるので、温風で乾かしたあと、そのまま冷風を当てて仕上げられます。
最初は少し慣れが必要ですが、一度操作に慣れると使いやすい機能です。
フィルターのお手入れも忘れずに
風量の強さを維持するためには、フィルターのお手入れも重要です。
ダイソン公式では、月に1回程度のフィルター清掃を推奨しています。
フィルターにホコリなどがたまると、風量や風温の低下、使用中の停止につながる可能性があるため、定期的に確認しておいたほうがよいでしょう。
風量が魅力のドライヤーだからこそ、その性能を維持するためのメンテナンスは忘れないようにしたいところです。
Dyson Supersonic HD08のよくある質問
HD08 BNBCの重さは?
公式スペックでは675gです。
個人的には、見た目がコンパクトなため、持ったときに数字以上の重量感を感じました。
HD08の風量は?
公式では2.4㎥/分です。
実際に使っても風量の強さは感じやすく、わが家ではこの点に満足しています。
音はうるさい?
音の感じ方には個人差がありますが、私は想像していたほど気になりませんでした。
風量が強いためそれなりに作動音はしますが、「音が気になって使いづらい」という印象はありません。
冷風は使える?
使えます。
4段階の風温調整に冷風があり、コールドショットも利用できます。
個人的には、ボタンを押している間だけ冷風に切り替える使い方に慣れると便利だと感じました。
海外でも使える?
今回紹介しているHD08 BNBCの公式仕様は100Vです。
渡航先の電圧が異なる場合があるため、海外使用を前提に購入する場合は事前に使用条件を確認してください。
アタッチメントは何が付いている?
HD08 BNBCには「なめらかツール」が1個付属します。
マグネット式で装着でき、360度回転させて風向きを調整できます。
フィルター掃除はどのくらいの頻度?
公式では月1回程度が推奨されています。
まとめ|ロングヘアを早く乾かしたくて選んだ結果、風量には満足
Dyson Supersonic HD08 BNBCを購入した一番の理由は、妻と娘2人のロングヘアを少しでも早く乾かしたかったからです。
そして最後の一押しになったのが、「ダイソン」というブランドへの期待でした。
実際に使ってみて、一番満足しているのはやはり風量です。
2.4㎥/分のパワフルな風は、長い髪を乾かすときに頼もしさを感じます。
また、ボタンを押している間だけ冷風に切り替えられるコールドショットも、慣れてしまえば使いやすい機能でした。
音についても、個人的には心配していたほど気になりません。
一方で、675gあるため、コンパクトな見た目のわりには重量感があります。
わが家ではダイソンの掃除機も使っていますが、掃除機で感じた「性能はいいけれど少し重い」という印象を、ドライヤーにも感じました。
また、使っているうちにコードがねじれやすい点も少し気になります。
それでも、「軽さ」よりしっかりした風量で早く乾かすことを優先したいわが家にとっては、目的に合ったドライヤーでした。
特にロングヘアや毛量の多い人、家族みんなで使うために風量の強いドライヤーを探している人なら、チェックしてみる価値があるモデルだと思います。

